業務用エアコンの省エネ・デマンド対策を検討する際、「自社の設備や課題に対して、どのタイプのエコミラを選べば最も効果的なのか」とお悩みの担当者様も多いでしょう。エコミラシリーズには、室外機制御に特化した「TYPE-DC」、換気制御を行う「TYPE-plus」、室外機制御と換気制御を融合させた「ecomira AIR」など、用途や課題に応じた製品ラインナップが用意されています。本記事では各製品の機能・違いや最適な選び方をQ&A形式で詳しく解説します。
Q1. エコミラの主要製品(TYPE-DC、TYPE-plus、ecomira AIR)の決定的な違いは何ですか?
回答: 制御対象が「エアコンの室外機(コンプレッサー)」か「換気扇」か、あるいは「その両方」かという点に大きな違いがあります。
| 製品名 | 制御対象と主な仕組み | 期待できる効果と特徴 |
|---|---|---|
| エコミラ TYPE-DC | 室外機制御(デマンドコントロール)インバーターモーターの回転数を自動制御(エアコンを止めない)。手動切り替えの「TYPE-Manual」も選択可能。 | 最大デマンド値をコントロールし、契約電力(基本料金)と電気代を大幅削減(約30%削減実績)。1台で最大80台まで接続可。 |
| エコミラ TYPE-plus | 換気制御(吸排気ファン)客稼働率(POSデータ等)や集客状況に合わせて換気量を最適コントロール。 | 過剰な換気による「冷やした空気の排出」を防止。空調への負荷を直接下げて使用電力を大幅削減。大型施設に最適。 |
| ecomira AIR(エアー) | 室外機制御 + 換気制御 連動型室外機と換気扇を同時にコントロールする最上位システム。 | 契約電力(デマンド)を抑えつつ最適な換気を行い、快適・空質・省エネを最高水準で両立。CO2削減効果も最大化。 |
Q2. エコミラ TYPE-DC の「スタンダード」と「prime」の違いは何ですか?
回答: 操作方法と導入コストの仕組みが異なります。
- スタンダードタイプ: 本体にタッチパネルが付いており、自社で設定や操作が行えます。月額費用は不要で自由に運用したい企業向けです。
- prime(プライム)タイプ: 本体に現地操作用タッチパネルがなく、設定・運用・管理をメーカー(株式会社HR)へ「完全お任せ」するタイプです。本体・設置の初期費用を抑えて安く導入でき、リアルタイムでの自動アップデートや10年間のフルサポート(安心サポートパック要加入)を受けられます。
Q3. 自社にどのエコミラ製品を選べばよいか迷った際の判断基準は?
回答: 施設の形態や特に解決したい課題に合わせて選ぶのが最適です。
- 一般的なオフィス、店舗、工場、病院など(室外機対策): 基本となる「エコミラ TYPE-DC」が適しています。手動で手軽に切り替えたい場合は「TYPE-Manual」も選べます。
- パチンコ店や大型商業施設、レストランなど(過剰換気対策): 客稼働率に応じた換気量最適化で空調負荷を下げる「エコミラ TYPE-plus」が効果的です。
- 快適性・空気環境(感染症対策等)と最大節電を徹底追求したい施設: 「ecomira AIR」を導入することで、室外機と換気扇の双方から無駄を削ぎ落とせます。
Q4. 導入後に運用や管理の手間はかかりますか?
回答: 基本的に運用の手間はかかりません。IoT技術や4G/Wi-Fi通信機能、遠隔操作サポート機能(安心サポートパック)が搭載されており、猛暑時の設定変更やトラブル時もフリーダイヤル1本でメーカーが対応します。また、カレンダー機能や切り忘れ防止タイマー機能も備わっています。
まとめ:施設の課題(空調・換気)に応じた最適な製品選定を
エコミラシリーズの選び方の要点は以下の通りです。
- TYPE-DC: エアコンを止めずに室外機を制御し、契約電力・基本料金をカット。
- TYPE-plus: 稼働率に応じた自動換気制御で冷暖房エネルギーの流出をガード。
- ecomira AIR: 室外機+換気のW制御で最高峰の省エネと空気環境を両立。
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